KGGC有志展

K G G C 有志展

会期  2024年 2/28(水)→3/5日(火)

会場 松坂屋上野店 7階 アートスペース

※最終日は16時閉場

※ 展示のみの企画となります。

福田 英夫 「雪の憧憬」 油彩、キャンバス

53.0×65.2㎝

山崎 清子 「薩摩鶏」 アクリル・油彩、キャンバス

91.0×116.7㎝

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港区北青山、そこに京都芸術大学

外苑キャンパスはあります。

外苑の銀杏並木に季節を感じながら、

通信課程の学生がスクーリング

などで学んでいます。

大学では初めて、

あるいは二つ目の大学として、

または仕事を持つ傍ら、

もしくはセカンドライフの一環、

と、学びのバックボーンは様々です。

その分、それぞれの経験に裏打ちされた

人生の“深み”が、描く作品に投影

されていると言えましょう。

昨年に引き続き開催の今展では、

新たなメンバーが加わり、

13名での発表となります。

大学と大学院でおのおの研鑽を積みながら、

今年は年頭の災害もあり不安な

心持も消えない中、芸術にできることを

模索しつつ制作に励んでいます。

「花といはば　いづれかにほひ　なしと見む

散りかふ色の　ことならなくに」

(桜も梨も花という以上はどちらが

美しくないと見るだろうか。散り乱れる

花の色に違いはないのに)

遠い平安の昔、紫式部が詠んだ歌です。

当時の日本では、梨の花に心動かされる人が

少なかったようで、中国とは真逆の

評価でした。漢籍の心得のあった彼女

ならではの、肯定的な見方を示しています。

これから世に出んとする13名の

描き手たちの競演。

ひとりひとりが咲かせる花の魅力に

触れるべく、ぜひご来遊くださいませ。

先崎 隆 「一期は夢よ ただ狂え」 油彩、キャンバス

91.0×116.7㎝

町田 和子 「大好き！ぎゅーっ」 油彩、キャンバス

65.2×80.3㎝

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7階　アートスペース