きらめく美術の宝石箱、開いてみたら――? フレッシャーズアイ23
こんにちは。
7階美術画廊より、
「彩葉の会 ― 創画会 正会員・準会員 有志展」
のご案内です。
会期:2025年5月7日(水)→20日(火)
※最終日は16時閉場
会場:松坂屋上野店7階美術画廊
アートギャラリー・アートスペース
※5月14日(水)→20日(火)までは
美術画廊のみの部分展示となります
皆さん、
「日本画」と聞いて、
どんなイメージが浮かびますか?
ちょっと古典的で、
なんだか難しそう……
そんなふうに思う方も多いかもしれません。
でも実は、
日本画ってもっと自由で繊細、
ぐっと身近に感じられる表現なんです!
日本画の大きな特徴は、
使われている「顔料」にあります。
自然の岩石や鉱物を
砕いて作られた「岩絵具」で描かれ、
粒子の大きさによって
色の濃淡やきらめきが変わります。
💎「宝石の絵画」と呼ばれるほど、
美しく輝く世界が広がっているんですよ。
今回の展示では、
そんな伝統技法を活かしながら、
さまざまな表現の作品がそろいました。
まるで美術の宝石箱のような空間を、
ぜひお楽しみください。
今日は、
その中から3つの作品をご紹介します!
杉山佳「丸いラグのある部屋」10号
粗い岩絵具を
たっぷりと盛り上げた、
マットな質感が新鮮!
椅子やラグのある空間を通して、
「そこにいた誰か」の気配を描き出しています。
作家の「ゆるい」タッチも魅力。
「どんな人が住んでいる部屋なんだろう?」
と想像しながらご覧ください。
小鑓康子「春」4号
京都出身の作家が、
天然の絵具を使い、
着物姿の女性を通して
春の気配を繊細に表現しています。
着物の柄や桜の髪飾りから、
春の訪れがふわりと伝わってきます。
長澤耕平「ツバキ」6号
白黒のコントラストを背景に、
凛と咲くツバキ。
日本画ならではの気品と
現代的な感覚が融合し、
見る人を惹きつけます。
会場には、
10号サイズまでの小品を中心に、
まだまだたくさんの作品が並んでいます。
きっと、
あなたのお気に入りの一枚
に出会えるはず。
自由で豊かな日本画の世界を、
この機会にぜひご堪能ください!